私には辛かった「虹の橋」

 虹の橋の物語は、天国の手前の虹の橋で、老いや痛みから解放され、不自由なく暮らし、飼い主が迎えに行くのを待ていて、飼い主が生を終えたとき歓喜で再会し、一緒に天国へ行くという話です。全世界で、多くのペットロスで悩む方を救ってきた話です。
虹の橋の存在を信じることで、私の心は助けられていました。 でも、私にとって、どうしても気がかりな部分があります。

『動物たちは幸せで充実していますが、
一つだけ小さな不満があります。
みんな、とても特別な誰かと、
残してきた誰かと会えなくて寂しいのです。』

 この部分が気になり、『早く迎えに行かなきゃ!!』と思ってしまします。
早く迎えに行くって言う事は、「私も死ぬ」という事です。 不安定な心理状況では、「それもありなのかなぁ~~~」と心がフラフラするんですよね。

 そんな状況の時に、私の心を救ってくれた絵本があります。

絵本「チャーちゃん」

 保坂和志さんが書かれた「チャーちゃん」は、
「ぼく、チャーちゃん。はっきり言って、いま死んでます」から始まり、ドキッとさせられます。
絵本なので、短い文章、少ない文章ですが、大切な愛猫ジュジュを亡くした私には、スッと心にしみわたる言葉が多くありました。保坂さんの死生観に私の心がリンクしたんだと思います。

 絵本の中でチャーちゃんが語った

「早く?早くって、何だっけ?」

 この言葉に私は救われました。時間の概念がない世界で、ジュジュはご機嫌さんなんだ!」と感じた瞬間に私の心は軽くなったんですよ。不思議です。

 是非、読んでいただきたい、おすすめの絵本です。

私が望む虹の橋

 保坂和志さんの死生観に触れ、虹の橋の物語に、「時間の概念はないんだよ!」という追加の記述が欲しいと思った私です。
急ぐ必要はなく、この世で十分すぎるくらい生きて、時に泣いて、また笑って、たくさんの土産話を持って虹の橋に迎えに行き、思いっきり抱きしめ、天国の階段を上りたいです。

 私が望む虹の橋は、時間の概念がない世界です。待っている感も、待たせている感もない世界です。そう思えれば、

『先に旅立った子に自慢できるよう、生きてやるもんね!』

 と前向きになれます。

 虹の橋が本当にあるかどうかは、わかりません。でも、私の心の中にはあります。あると信じていても、見てみたい、覗いてみたいのが人間の心理ではないでしょうか?
だから、私は虹の橋を覗いてみたいです。それが出来る場所に行ってみたい。一瞬でいいから、遠くからでもいいから、覗きたい。

おわりに

 ジュジュとの暮らしで、すっかり出不精になり、旅行にも縁遠くなりました。行きたい気持ちがなくなったので、何の不満もありません。今は、動物と暮らし、動物のための活動もしたいので、旅行には、興味はないけれど、いつの日か、シッポの生えた我が子たちを看取ったら、また旅に出るかもしれません。
そんな日がきたら、ジュジュの知らない世界を見て、土産話にでもしようかな?

ジュジュ、その時まで、またね!

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